学生と社会人の違い-身をもって感じた4選
こんにちはノリです。
この記事では社会人一年目を終えて、私が感じた学生と社会人の大きな違いについてお話ししたいと思います。
この記事の生かし方として、就活生であれば学生のうちから社会人の視点を意識してみて、若手社員であれば自分がこのような視点を持てているかを考えてもらえればと思います。
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それではいってみましょう!
目次
学生と社会人の違い-身をもって感じた4選
提案だけでなく実行、成果まで求められる
大学生活では、ゼミや授業、ビジネスコンテストなどといった場で企画立案を行ったことがあると思います。
学生のうちはいかに良い提案を行うか、というのが評価の基準になると思います。突拍子もない提案でも「面白い」と高評価を受けることがあると思います。
そして、そこから先の実行のフェーズまでが求められることはあまりありません。
私自身も、ゼミで政策の提案を行ったり、企業に対する改善提案をしたことがあります。でも、ではそれを実際に自分が実行に移せるのかと言うとそこまで考えて提案していませんでした。
社会人になると、これを実際に実行して結果を出すところまでが求められます。というより、結果を出すことが大前提になります。
つまり、
・学生の間に求められるのは結果を出すことではなく、結果を出せそうな手段を考えること
・社会人に求められるのは結果であり、手段ではない
ということです。
私も会社に入り初めて実行のフェーズまで求められたとき、自分の提案した手段では穴だらけであることに気が付き、一から考え直すことになりました。
それほどまでに学生目線と社会人目線は違うのです。
手段を考えること自体が目的になってしまっていると思う人は、実際に自分で実行に移せるのか、結果を出せるのかということを真剣に考えるようにして下さい。
会社に何らかの価値を提供できなければ存在価値がない
大学生は特に何かを生み出すことをしなくても、大学にいられますよね。
好きなことをして授業で単位さえとっていれば大学生としていられ、無事卒業できます。
一方で会社ではそうはいきません。
会社にいる時間すべてに対してお金が支払われているのですから、会社に対してそれを上回るだけの価値を提供できていなければなりません。
できなければ、組織から「不要」と認定されてしまいます。
これは、よくいわれることですがお金を払う側かもらう側かという違いです。
大学からしたら学生は授業料を払ってくれていることが「価値」なのです。つまり、授業料を払い続ける限り価値を提供していることになるので、組織から追い出されることはありません。(よほどの留年をしなければですが…)
逆に、会社は何かしらの「価値」を提供してもらえることを前提に給料を支払って社員を雇っています。ですので、その価値を生み出せないのであれば会社という組織にいる権利はないのです。
会社にいる間は常に自分はどんな価値を生み出しているのか、この時間に何の価値をうみだしているのか、ということを考えるようにしましょう。
仕組みに従うのではなく仕組みを変えることが求められる
これは、会社によるのかもしれませんが、すでにある仕組みに従って言われたとおりにやっていればよい、という会社は今の時代もうないのではないでしょうか。
私の会社では特に採用も少ないことから一人ひとりに組織を変えていくこと、仕組みを変えていくことが強く求められていると感じます。
いつも「疑問に思うこと、違和感を感じることがあるのならそれをどう変えればいいのか考えろ」と言われています。
正直、新入社員のペーペーが100年以上も続いてきた大企業の在り方を変えられる訳がない、と私も最初は思考停止状態でした。
しかし、時代がこんなにも早く移り変わるなか、企業がそのままでいて良い訳がありません。
そして、時代の変化に敏感であるべきなのが若者なのです。
会社はより利益を生み出せるようにするため、何かを変えてほしくてあなたを採用します。
既に決められたことを淡々とこなしていくだけであれば、わざわざ社員として雇う必要もありません。それ以上のことを求められているからこそ正社員、総合職として雇われているのです。
そのためには、「今までこうやってきたのだからこれが正しい」と思いこむのではなく、「目的に対してこれが最適なアプローチなのか、最適な在り方なのか」を常に考えることが大切です。
その上で、最適ではないのであればなぜ今そのような状態になっているのか、何が最適なアプローチを阻んでいるのか、ということを真剣に考えるようにしましょう。
より差別化が重要になる
学生までは居心地の良い仲間と過ごしていればよかったですよね。
周りにはあなたと似た人、波長が合う人がたくさんいたと思います。
ですが、社会人になると本当にいろんな人が組織に所属しています。
そんな中で、何の個性もなく周りに合わせているだけの人間はあっという間に埋もれてします。
タイプが違い、色んな個性を持った人間が集まっているからこそ、自分だけの強み、特徴をしっかりと把握して周りとの差別化を図っていくことが重要になります。
私が社会人になって一番大切だと感じているのは「自分の強みを理解しそれを生かすこと」です。
この世にすべてにおいて秀でている人間など、そういません。誰しも得意分野があれば苦手分野があります。
自分の苦手な分野でいくら戦おうとしても、勝ち目はありません。
一方、得意な分野であれば自分自身の価値を最大限発揮することができます。
仕事ができる、あの人凄い、と思われる人は全てができるのではなく、自分の強みを把握してそれを生かした仕事ができているから凄いんじゃないかと思います。
それができるようになるために、まずは自分の強みや弱み、特徴について一度真剣に考えてみて下さい。
といってもこれが非常に難しいので、頭で考えるだけでなくいろんな人に聞いてみたりするとよいかもしれません。
またこのやり方については後日ブログを書きたいと思ってますので、引き続きチェック宜しくお願いします!
終わりに
いかがだったでしょうか。
偉そうに書きましたが私自身まだまだできていないことがたくさんあります。
これらは理解しても一朝一夕にできることではないので、日々意識しながら仕事にあたり、迷ったときにはまた読みに来てくれたらうれしいです!